特徴1
環境に優しい
海域の水質保全に対する社会的要請が高まっている中、港湾の埋立工事において、従来のポンプ式工法では、埋立地から発生する余水による汚濁が課題となっていました。
そこで、ホッパーの格子を通過した浚渫土砂や異物、土塊を、加水することなく自然の状態のまま取り扱い、高効率化を図るとともに、風力によって大容量圧送する、環境に配慮した風力搬送船を建造しました。
本圧送船による埋立工法では、埋立地で発生する余水を極力抑制できるため、埋立地周辺の水質汚濁防止に寄与します。さらに、埋立後の乾燥時間が短縮されることで、早期の土地利用が可能となり、環境に優しくスピーディな埋立工事を実現しました。
特徴2
作業高効率
十分な揚土能力を有する大型バックホウを2台装備しており、1台がメンテナンスで休止した場合でも、船の稼働を止めることなく揚土作業を継続できます。
搬送機のロータとケーシング間の隙間を自動で調整し、搬送効率の低下を防止するとともに、安定した土砂搬送が可能です。
また、本搬送機は搬送土砂の粒度に制約がないため、粉砕機や振動機などの設備を必要とせず、シルト、砂、礫など、多様な土質の揚土に対応します。土質や輸送距離といった諸条件に応じて運転方法を調整することで、常に高い作業効率を確保します。
特徴3
現場の安全性
遠隔操作される搬送機およびバージ引寄せウインチを、監視カメラによって常時監視しています。
また運転中に異常が発生した場合は、異常検知機能が作動するとともに、ブリッジに設置した非常停止スイッチにより、手動での緊急停止にも対応可能です。
